1タイや中国と比較すると
日本は新しいデスティネーション

欧州諸国で日本が旅行目的地として注目され始めてからようやく10年ほどであり、欧州から見ると、日本は観光地としては「高い」「遠い」「言葉が通じない」国。タイや中国と比較し日本はまだまだ旅行先として認知されていないのが実情である。
まずは日本の認知を高め、訪日意欲を喚起することで旅行先として選択肢に載せることが必要と考え、そのための大規模なプロジェクトが発足した。

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2一つの強いメッセージを伝えるために
ブランディング事業を創設

認知が低い段階では色々なイメージを打ち出すよりも、一つの強いメッセージを繰り返し伝えていくことが重要である。まずは国ごとプロジェクトごとにばらばらに設定されていたキャンペーンタイトルやクリエイティブを統一することが急務であった。

そこで欧州における訪日旅行のブランディング事業を立ち上げ、ブランドの核となるコアコンセプトを検討。欧州の方々から日本がどのように見られているか、日本のどのようなところに関心を持つのかを、複数の調査に基づいて関係者で議論し、「伝統」と「革新」が共存している様をコンセプトに決定した。

3大規模な訪日促進キャンペーンを開始

コンセプトに基づき、様々なプロモーションで利用するクリエイティブの制作に着手。動画コンテンツを核とし、グラフィック(静止画)やウェブサイト、見本市等の出展ブース、ギブアウェイ等の統一デザインを作成した。

欧州消費者がどのようなクリエイティブで態度変容を起すかを調査し、「一目で日本と分かること」「本物であること」を軸に、欧州で知られていない自然や匠と呼ばれる人物を中心とした新しい魅力を盛り込んだクリエイティブが完成。

「JAPAN‐Where tradition meets the future」(日本-伝統と未来が出会う場所)というタイトルで、大規模な訪日促進キャンペーンを開始した。
複数国でオンライン、TV、交通広告、映画館広告、旅行見本市等を活用し、動画を中心とした広告を展開。動画は予想を超えてSNS等で大きく拡散。キャンペーン開始から2ヶ月で累計373万回以上再生された。かつてない規模の日本の露出に、欧州各国から早くも反響がよせられている。

4欧州3事務所が一丸となって取り組む

従来のプロモーション事業は事務所ごとに行ってきており、このような大規模な事業に欧州3事務所が一丸となって取り組むことはあまりなかった。
一つの事柄について意見が異なることもあったが、3事務所と本部とで議論を重ね、その都度最善と思われる結論を導き出だした。関係者が多いことで調整は難しい一方、JNTO内の様々な知見やアイディアを集約し、より広い視野で事業に取り組めるようになった。

欧州における訪日旅行のブランディング事業はまだスタート地点に立ったばかり。欧州の旅行者にとって日本が身近なデスティネーションになるよう、欧州チーム一丸となって取り組んでいく。

  • プロモーションイメージ
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PROFILE

海外プロモーション部 欧米豪グループ、ロンドン事務所、パリ事務所、フランクフルト事務所

海外プロモーション部 欧米豪グループ、ロンドン事務所、パリ事務所、フランクフルト事務所

JNTOの海外プロモーション部ではプロパー職員、関係団体・企業からの出向者、海外事務所では本部から派遣された職員、現地で採用された職員等、様々なバックグラウンドを持つ職員が勤務しています。それぞれの職員が自身の持つ知識や経験をいかしつつ、色々な意見やアイディアを出しながら、市場を越えて一つのチームとして連携しながら業務に取り組んでいます。

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