1透明性と説明責任

「財務」という言葉から、事業活動を影で担う裏方のイメージを持つ人も少なくないだろう。

確かに「予算」「契約」「出納」「決算」などお金に関わることを業務領域とするため、決して表舞台で目立つ仕事とはいえないかもしれない。ただJNTOのような独立行政法人の活動資金は、主に国からの財源。民間企業以上に支出について透明性を求められ、会計検査院、ひいては国民に対する説明責任が常に伴う。

日本国内のみならず広く世界に広がる海外事務所の事業活動を支える「財務」を切り口に、民間企業とは異なるJNTOの取り組み・視点を紹介しよう。

2JNTOだからこそ求められる知識

JNTOは独立行政法人であり、その収支や契約内容は対外的に合理的な説明ができるものでなければならない。本部では収入・支出は事前に書類を審査し、相手先や金額、その他根拠となる資料についての適正確認を行っているが、事業部門においても、その合理的な説明は当然求められる。

たとえ現場で活躍する若手社員であっても経理的な知識を備え、法律で定められた事項や内部規程に精通する必要があるのだ。

また海外事務所の配置の特性上、使用する通貨が多岐にわたるのもJNTOの特徴だ。

為替差の処理や目的に応じてどの為替レートで円換算するか等、外貨建の会計処理に関する知識も必要とされる。現地の商習慣や海外送金の仕組み等を把握する必要もあり、幅広い知識が求められる。

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3関係部署をかけまわるアクティブな仕事

いわゆる本部で財務を担当する職員も、書類仕事に終始するわけではない。 海外事務所所在国の商習慣や事業内容の詳細など書類の上の情報だけでは、正確な判断が難しいことから各部の担当者やチームに直接、確認を行っていく。

当然、顔が見える関係で確認するのが最も効率的。財務=デスクワークをイメージする方も多いだろうが、実情は関係する部署を駆けまわる非常にアクティブな仕事だ。

なお海外事務所には、それぞれ会計担当者がおり、現地のお金に関する管理を担当している。各地からの収支報告や現預金の状況は、定期的に国内のJNTO本部に報告される。

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4仕事を進める武器としての
「財務」とキャリア構築

前述の通り、働く職員にも一定以上の経理的知識の習得が求められるが、「予算」「契約」「出納」「決算」といった実務を担当する財務グループでは、それぞれの分野に関する専門性が求められる。

JNTOの仕事を進める上で、その知識が武器になることは間違いない。

また「管理部門から現場へ」「現場から管理部門へ」と、キャリア構築と組織の活性化がはかられている。

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PROFILE

財務グループ

財務グループ

現在財務グループには、1年目、2年目の若手職員が2名配属されています。

財務グループでの仕事は一見地味な作業に見えますが、契約や予算の管理を通して本部と海外両方の事業の進捗状況や契約方法等が把握できるため、まさにJNTOの中核を担っているともいえます。

若手職員にも、財務グループでしっかりとJNTOのお金の流れを知り、今後配属される事業部門や海外事務所でその知識をいかすことが期待されています。

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