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国内勤務小川 祐紀

経営管理部経営計画グループ
文学部卒業
2005年度入構

世界16拠点の海外事務所を運営管理。
地道で重責を負う仕事だが、
事務所開設時の達成感は大きい。

※)2月末時点

入社動機

以前から海外とのつながりに関心がありましたが、学生の頃に米国で同時多発テロが発生。「観光は平和へのパスポート」という国連のスローガンがありますが、平和外交の一端として、観光を通じた相互理解実現の重要性を感じたのが観光に関心を持ったきっかけです。
その後、住んでいたカナダの圧倒されるほどの大自然に触れて、新たな風景・文化・生活との出会いを通じて、人に感動や心の豊かさ、自己成長のヒントを与えてくれる「旅」のチカラに改めて気づかされ、日本の魅力を伝えるJNTOの仕事に興味をもちました。
今では経済の起爆剤としての期待が高まるなど、観光産業の可能性がより拡がっていると感じています。

現在の仕事内容

世界の16拠点(2月末時点)に設置している海外事務所の運営管理を担当しています。
日ごろ、海外事務所とのやり取りを通じて、現地職員の採用・待遇改善を図ったり、新規に開設する事務所の賃貸借契約や就業規則の立ち上げを行ったりしています。事務所の開設作業は、街のインフラ整備と同じように確実な設計を行わなければ将来的なひずみを起こしかねず、地道ながら責任を負う仕事。一方で、調整の時間をかけすぎると、例えば事務所の物件契約であれば他に契約者が決まってしまうなど実施のタイミングを脱してしまう恐れもあります。海外事務所職員にとっての運営管理面のプレッシャーをできるだけ軽減できるよう、意思決定を確実かつ迅速に進めることを心がけています。

仕事の面白さと難しさ

JNTOは、政府系機関として社会への説明責任が求められる組織です。組織のコンプライアンスを遵守しつつ、海外事務所がおかれた現地の法令・慣習に適用する柔軟性をもって、合理的な判断を下していかなくてはなりません。
特に海外事務所の新設においては、相手国の政情によりスケジュールが大きく影響を受けたり、商慣習の違いに直面することもしばしば。何度も交渉を重ね、妥協点を見出していく過程は常に忍耐がつきものですが、チームメンバーの知恵を集結し、無事に事務所開設に漕ぎ着ける達成感はそれだけ大きいもの。成果が目に見えて感じられ、それまでの苦労も労われる瞬間です。

忘れられないエピソード

台湾人訪日客の年間300万人突破記念に、台湾の滅火器Fire EXというバンドを東北に招請し、新曲のPV制作を支援しました。
「前を向いて進む」ことをコンセプトとした曲で、PVには東北の復興に向けた確実な歩みや地元の人々との触れ合いが描かれるなど東北のプロモーション映像としても力強いメッセージ性があり大好きな映像なのですが、震災時に温かい支援の手を寄せてくれた台湾からの一行が被災地を訪問したことに、撮影を受け入れた東北の人々にも喜んでいただき、日台交流を通じた復興支援に繋げられたことは印象深い思い出です。
PVはJNTOの台湾向けプロモーションサイトにも搭載されていますので、ぜひ皆さんにもご覧いただければ嬉しいです。

これからの目標

目前の目標は、新設事務所の早急な基盤整備です。インバウンド促進における重要な拠点として、新事務所がスムーズに軌道に乗るようサポートを行っていきたいと思います。
インバウンドの主役は、本来日本の地域であり、サービスを提供する人々であると私は考えます。海外勤務の際、日本からのセールス・ミッションと良くご一緒する機会がありましたが、国際的な視野で地域の可能性を模索する姿に刺激を受けることも多くありました。こうしたキープレーヤーとの連携で、新たな市場における日本の観光ブランド力向上や地域に寄り添ったプロモーションで「日本の魅力を日本のチカラ」として新たな可能性を切り開く一翼を担えればと思います。

これまでの経歴

  • 2005

    入構。
    総務・広報担当として、人材育成研修の企画調整やメディア対応を行う。

  • 2008

    シドニー事務所へ赴任。
    会計・労務管理やスキー・日本食の紹介を通じた誘客事業に携わる。

  • 2012

    帰国後、台湾市場を担当。
    訪日教育旅行の開拓や日本の地方を中心としたプロモーションを企画。

  • 2015

    交流協会(現・日本台湾交流協会)台北事務所に出向。
    台湾当局との連絡・協議やマーケティングに従事。

  • 2016

    帰国後、経営管理部に配属。
    海外事務所管理を担当。

私の「つながり」

私の「つながり」

台湾の事務所のスタッフと共に。
彼女たち自身訪日旅行のリピーターで、これまでの訪日回数は数えきれないほど。経験豊かな台湾からの旅行者に新しい旅行提案をしていくうえで、現地目線での斬新なアイディアや的確なアドバイスで、プロモーション実施を支えてくれました。

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