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JNTOニュースフラッシュ(上海における訪日クルーズの拡大とFITの伸張)

カテゴリー:JNTOレポート

投稿日:2014年2月21日

作成者:JNTO採用担当者

JNTOでは、国内のパートナーの方々に向けて、
毎週1回、インバウンド関連の最新トピックスをメールマガジンで
提供しています。

JNTOの13の海外事務所や、本部の各部から提供される
最新の市場動向や事業連携のお知らせを配信しているのですが、
今週のニュースフラッシュの一部を、みなさまにご紹介したいと思います。

今回ご紹介するのは、上海事務所発信の記事です。

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中国の春節(旧正月)休暇(公休日は1月31日から2月6日)が終了しました。1月の訪日中国人数は15万6,000人と、これまでの同月過去最高であった2012年の13万7,000人を大きく上回る結果となりました。2013年9月以降、5ヶ月連続しての単月過去最高を記録していることからも、回復基調が鮮明に現れていると言えます。

春節期間中は、上海から、北海道に計7便のチャーター便(上海=旭川)がほぼ満席で運航され、また、中部空港イン~小松空港アウトの昇龍道ツアーが参加者に非常に好評であるなど、さまざまな地域へのツアーが実施されましたが、上海周辺地域における訪日旅行者数増加の大きな要因は、クルーズと個人旅行(FIT)の拡大です。

クルーズについては、これまで冬季は上海発日本寄港クルーズの実績がなかったにも関わらず、今年は1月の日本寄港分だけで上海から計5本(福岡1本、長崎1本、沖縄3本)のクルーズが催行されました。5便中4便が旅行会社によるチャーターだったことが、高い集客率にもつながりました。今年は春以降も、各旅行会社がチャーターする上海発日本寄港クルーズが多く予定されています。

FITの伸張により、航空座席に占める個人客の割合が高まると、旅行会社にとっては団体向け航空座席の確保が難しくなります。また、宿泊施設仕入れのタイミングが遅い中国発団体旅行市場では、現在稼働率の高い日本の都市部のホテル手配が難しくなっているのが現状です。こうした現状が、一隻で約2,000~3,000名の大規模送客が可能なチャータークルーズを利用してのツアー造成が盛んになっている一因と考えられます。

上海周辺地域でのFITの伸張は著しいものがあります。在上海日本国総領事館の1月の査証発給件数は約5万9,000件でしたが、そのうち個人観光は約1万9,000件で、1月のみならず通年での月間過去最高を記録しました。中国における海外旅行市場が成熟するに伴い、自由旅行のニーズが高まる中、訪日に際しても個人旅行を選択する消費者が増え、その体験が、口コミや、微博(中国版ツイッター)等のSNSや旅行記サイトへの投稿によって広く発信されるため、上海の消費者にとって訪日個人旅行がより身近なものになっていると考えられます。また、上海と日本を結ぶ航空路線についても、吉祥航空が1月31日に上海=那覇便(週4便)の就航を開始したのに加え、3月15日からは春秋航空が上海=関空便(週7便)の就航を予定しており、両社共、訪日FIT中国人を重要な顧客層と捉えています。
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いかがでしたか?
国内の業界関係者向けなので、聞きなれない言葉が出てきて
少し難しかったかもしれませんが、JNTOの業務の一端を
感じていただけたかと思います。

JNTOが広東省からのクルーズ誘致に成功した事例も、
本サイトのプロジェクトの中でご紹介していますので、
そちらも併せてご覧くださいね。

http://www.jnto.go.jp/recruit/project2.html

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