Blog担当者ブログ
統計発表
カテゴリー:JNTOレポート
投稿日:2013年12月13日
作成者:JNTO採用担当者
今週、JNTOでは、2013年11月の訪日外客数について、報道発表を行いました。
http://www.jnto.go.jp/jpn/news/data_info_listing/pdf/pdf/131211_monthly.pdf
1月から11月の累計訪日外客数は約950万人。
今年の目標である、史上初の年間1千万人まで残り50万人、ということで、
目標達成への期待が高まっています。
これからの日本の将来を支える重要な産業の一つとして、
国が力を入れて取り組んでいるインバウンド・ツーリズム。
様々な外的要因によりでこぼこはあるものの、プロモーションの成果は
着実に、訪日客数の増加に結びついています。
とはいえ、2012年の外国人受入国ランキングで、日本は33位。
世界の中で「観光目的地としての日本」は、まだまだ発展途上です。
http://www.jnto.go.jp/jpn/reference/tourism_data/visitor_statistics.html
みなさん、日本の実力はこんなものだと思いますか?
四季により彩りを変え自然、繊細で多様な食、伝統文化と現代文化の融合。
そして、日本人に受け継がれる独特なメンタリティ。
日本は、もっともっと世界で評価される可能性を持っていると、私は思います。
そのためには、どのような取組みをすればよいか?
やみくもに広告を出すだけでは、訪日客数の増加には繋がりません。
当然、各市場ごとに外国旅行の動向や、関心の対象が異なりますし、
それによって日本として訴求力の高い観光素材、
連携すべきパートナーも変わってきます。
JNTOでは、それぞれの市場において、業界関係者からのヒアリングを行ったり、
調査をしたりして、市場動向を把握し、効果が見込めそうなターゲットを定め、
そのターゲットに向けた最も適切なアプローチ方法を探っています。
JNTOの把握している情報の一部をウェブ上でも公開していますので、
もしお時間があったら、ご関心のある市場だけでも目を通してみてください。
http://www.jnto.go.jp/jpn/reference/tourism_data/basic.html
http://www.jnto.go.jp/jpn/services/promotion_policy_h25.html
様々な統計やマーケティングデータを集約し、公開することはJNTOの重要な業務の一つです。
データを通じて、その市場における課題や日本の強み等々一緒に考えてみると、
私たちの業務の進め方や、プロモーション方針の立て方等を感じていただけるかと思います。