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海外勤務本多 真綾

モスクワ事務所
商学部
2016年度入構

インバウンドに取り組む
企業や地方自治体と一緒に、
チームジャパンとして
“日本”という商品を世界に売り込む。

入社動機

学生時代、上海・香港に留学した際に、海外の学生がみな自国に対して自信を持ち堂々としている姿を見て、日本との間に大きなギャップを感じました。一方で、彼らの日本に対する評価は高く、技術面のみならず、観光や文化の面においても「世界から見て日本がいかにユニークで魅力的な国か」ということを私に語ってくれました。日本を訪れる外国人は、私たち日本人が当たり前として見逃していた風景に日本らしさを感じ、日本固有の魅力に気づかせてくれます。私はそのようなインバウンドの持つ力に着目し、社会に自信と元気を与えたいとの思いから、観光分野への就職を決めました。また、世界に対して日本をPRするためには様々な組織と連携する必要があると考え、政府機関であるJNTOを志望しました。

現在の仕事内容

モスクワ事務所にて主にプロモーションの取りまとめ業務を担当しています。当所では年間を通じて広告・セミナー・メディア招請等の様々な事業を実施していますが、その中で私が常に意識しているのは「日本と事務所との懸け橋」となることです。プロモーションが独り歩きしないように、本部の全体方針や日本の最新の観光動向を所内に共有すること。国のお金を扱う組織として、日本のルールに則り契約手続きや実施報告等の事業管理を適切に行うこと。当所には現在4名の現地スタッフが勤務しており、彼らはロシア市場と訪日観光を熟知したJNTOにとって大切な存在です。彼らがその力を存分に発揮できるよう、日本人として事務所のため貢献できることは何かを考え行動しています。

仕事の面白さと難しさ

どちらも「国の組織であること」です。国の組織であるからこそ、中立的な立場で日本のプロモーションに取り組むことが出来る。インバウンドに取り組む企業や地方自治体と一緒に、各分野の魅力を結集して、チームジャパンとして“日本”という商品を世界に売り込む。これは政府機関ならではの醍醐味だと思います。一方で、JNTOのプロモーション活動は国のお金を原資としているため、その使用用途には説明責任があります。プロモーションというのは常に新しい発想が求められ、また契約先が海外の事業者となることもあり日本の従来の商習慣にそぐわないケースも多いのですが、定められた枠の中で最大限の効果を発揮できるよう日々検討しています。

忘れられないエピソード

これまでの事務所の業務において最も印象に残っているのは、着任以来最大のイベントであったB to B商談会です。本商談会は当所の主催にて毎年実施している事業であり、日本から出展者を募るとともに在ロシアの有力な旅行会社等に声掛けをして、商談の場を提供するというものです。開催までには様々な苦労がありましたが、当日、地方自治体やホテル、旅行会社等日本全国からご出張頂いた日本側セラーと、ロシア側バイヤーが活発な商談を行っている様子を見て、様々な組織が一体となって日本をPRする面白さを改めて感じました。また、開催に際しては事務所員一人一人が自身の得意分野を活かすとともに互いに協力し合い、事務所の結束力を感じることが出来たイベントでもありました。

これからの目標

ロシア市場においては、2019年1月の日露トップ会談において「2023年末までに両国の訪問者数をそれぞれ少なくとも20万人とし,計40万人とする」という目標が定められています。これは、2018年の訪日ロシア人客数の約2倍にあたる数字です。高い目標ではありますが、セミナーや商談会等の盛況な様子を見ると、決して不可能ではないと感じます。個々人がその能力を存分に発揮することの出来る事務所の環境を整えること、また日本及びロシアにおける事業パートナーとの密な連携を大切に更なる相乗効果を図ること、それらを通じてこの目標達成に貢献することが今の私の目標です。

1日の流れ

  • 9:15

    出社。メールやニュース配信等をチェック。

  • 10:00

    所内ミーティング。今週の主なイベントや、調整中の事業の進捗状況等について共有する。

  • 11:00

    日本へのメール返信や電話会議等。6時間の時差があるため、日本との調整が必要な業務はお昼前に対応。

  • 13:00

    ランチ。ロシアのランチタイムは日本よりも遅めです。

  • 14:00

    来訪対応。日本からの出張者やロシア国内の事業パートナー等様々な訪問があり、今後の事業連携等について相談。

  • 16:00

    現地スタッフとともに、事業の実施内容について議論。

  • 18:00

    終業。

私の「つながり」

私の「つながり」

私の大切な「つながり」は、モスクワ事務所の皆さんです。赴任前は仕事もさることながら初めてのロシア生活に多少の不安を感じていましたが、着任後の皆さんの公私に渉るサポートのお蔭で、現在は落ち着いて業務に取り組むことが出来ています。業務中には互いの意見を尊重しながらも積極的に議論を交わし、オフの場では誕生日を祝い合い、年末には所長宅にお邪魔して忘年会を行う等、家族のような温かい雰囲気の事務所が大好きです。

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