日本の魅力を、日本のチカラに。JNTO 日本政府観光局

Senior Information先輩情報

国内勤務小松原 早貴

企画総室 デジタルマーケティングセンター
2017年度入構

データ分析を武器に
高い専門性を持った存在に

担当業務

  • データを活用したマーケティング支援
  • 機構内のデータプラットフォームの運用/分析
  • 海外事務所のデジタルマーケティングのサポート

入社動機

大学の経済学部で学んでいたとき、統計学の授業でJNTOが発表している統計をレポートで取り上げました。それが私とJNTOの出会いです。そこで、「訪日外客統計」や訪日外国人旅行者の動向を知り、インバウンドの将来性を強く感じました。その後、2年生のときに出場したプレゼン大会の課題が「あなたがJNTOの職員ならどんなプロモーションするか」というものでその際に、あらためてJNTOのデータや調査結果を調べる中で、市場によって訪日旅行に求めることや旅行スタイルが異なることを知り、面白いと感じました。また、オーストラリアへ留学した際、海外の方々が日本に寄せる関心や興味の高さを感じました。彼らに日本の印象を聞くと、日本から遠い国の学生は自動車や製品など技術面でのイメージが強く、日本から近い国の学生は日本の観光地を詳しくて、観光地としての日本の魅力を知らない人から訪日リピーターの方まで日本の多様な観光の魅力を発信する仕事がしたいと思いJNTOへの入構を志しました。

現在の仕事内容

入構後は調査・マーケティング統括グループに配属になり、まさに私が学生時代にJNTOを知るきっかけとなった統計データの作成に携わりました。毎月の訪日外国人数が、テレビのニュースなどで取り上げられることも多く、自分の仕事が注目されていることを誇らしく感じました。2021年より現在のデジタルマーケティングセンターに配属になり、JNTOのホームページやSNSの運用と海外事務所のデジタルマーケティング施策へのアドバイスを行っています。SNS投稿については「いいね!」やシェアなどの投稿のリアクション数、ウェブサイトについては流入経路などのデータからコンテンツの改善を図るなど、調査・マーケティング統括グループで培ったデータ分析スキルが役に立っていると感じることが多くあります。現在は、東アジアの担当として各海外事務所のSNSやウェブサイトの事業計画、広告運用のアドバイスも担当し、収集したデータを活用して効果的な事業計画、SNSコンテンツの選定に役立てています。最近では、Googleとの連携のもと、より専門的な知見を活かした広告運用やデータ分析などで、訪日外国人への情報発信に取り組んでいます。

仕事の面白さと難しさ

調査もデジタルマーケティングも日々トレンドや手法が進化していくため、情報をキャッチアップし学び続ける力が求められます。もともと調査や統計に興味があり入構したため、仕事を通じてより一層その面白さに気づき、専門的な知識を高められることはやりがいになっています。一方で、時間をかければ成果が出る研究や調査もありますが、ビジネスのため、スピード感も大切です。同時に関連する事務作業や複数の事業に携わるため、質にもこだわりながらスピード感を持って複数のタスクに取り組む必要があることが難しいと感じる点です。また、JNTOは若手にも活躍の機会が多くあり、私も1年目にJNTO統計サイトの立ち上げを経験したこともあります。マルチタスクに慣れるまでは大変ですが、若手のうちから自分の意見を持って仕事に取り組める場面が多いことはJNTOの仕事の面白さの1つだと思っています。

特に印象に残っていることや思い出深い仕事

3年目の頃、自主調査として訪日外客数や各観光統計を基に市場動向を分析したレポートを作成したところ、上司の推薦もあり、理事長や理事、部長が参加する会議で発表をする機会を頂きました。社会の動きとしてもデータ活用の重要性が高まる中、JNTOにおいてもデータ分析は需要が高く、これをきっかけに、会議や全職員向けの勉強会でデータ分析の結果を発表する機会も多くなりました。「データ分析なら小松原さんに聞いてみよう」と言ってくださる方や作成したレポートにコメントや質問をくださる方も多く、有用な情報を提供できていることを嬉しく思います。また、挑戦したいと思ったときに上司がいつも協力してくれ、味方でいてくれることがとてもありがたいと感じています。

これからの目標

調査とデジタルマーケティングの専門家になりたいと考えています。JNTOはインバウンドの専門機関のため、自治体や各事業者の方から求められるレベルも高く、その期待にきちんと応えるためにも、より高い専門性を身に付けたいと思います。現在は社会人大学院にも通い、都市工学を学んでいます。今後はその成果も仕事で活かした調査研究にも挑戦してみたいです。また、習得した知識を後輩やチームメンバーにも伝え、JNTOの専門性をさらに高められるような人材になっていきたいと思っています。

1日の流れ

  • 09:30

    出社。早出遅出勤務を利用することもあります。

  • 10:00

    チームMTG。各事業の情報共有。相談事がある場合はMTGで皆さんから意見やアイデアをもらうことも多いです。

  • 12:00

    ランチ。四ツ谷周辺は飲食店が多く何でもあります。

  • 14:00

    他部署や海外事務所とのやり取り。

  • 16:00

    事業者との定例会。データプラットフォームの構築についてどんなデータをプロモーションに活用するか議論。

  • 17:00

    事業計画や予算など管理系の資料作成や調整。

  • 18:00

    退社。

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